葬儀が終わって一息ついた頃に待っているのが保険金の請求手続きですがこれは加入している保険の種類や保険会社によって必要書類や手順が異なるため手際よく進めないと給付が遅れてしまう原因になります。一般的に必要となる書類は「保険金請求書(保険会社所定のもの)」「保険証券」「死亡診断書(または死体検案書)のコピー」「受取人の本人確認書類(運転免許証など)」「受取人のマイナンバー」「受取人名義の銀行通帳のコピー」などであり死亡診断書は役所に原本を提出してしまう前に必ず複数枚コピーを取っておくことが鉄則です(原本還付も可能ですが手間がかかります)。手順としてはまず保険会社のコールセンターや担当者に連絡をして死亡の事実を伝え請求書類一式を取り寄せるところから始まりますが最近ではWebサイトから手続きができる会社も増えています。ここで注意すべきは故人が複数の保険に入っていた場合それぞれの会社に連絡する必要があり書類もそれぞれに必要となるため手間がかかる点ですが「死亡診断書」などはコピー可のところもあれば原本(または認証コピー)必須のところもあるため確認が必要です。また特定少額短期保険(葬儀保険)の場合葬儀費用の領収書や会葬礼状の提出を求められることもありますのでこれらは捨てずに保管しておきましょう。書類に不備があると返送されて再提出となり振込が大幅に遅れてしまいますので記入漏れや捺印漏れがないかを入念にチェックし分からなければ面倒がらずに電話で書き方を聞くのが最短ルートです。保険金請求権は三年で時効となりますが請求を忘れていた特約(入院給付金など)が見つかることもありますので証券を隅々まで確認し漏れなく全ての権利を行使することが故人の残してくれた愛を受け取る最後の作業となります。