近所づきあいが希薄になってきたと感じる葬儀でした

つい最近、散骨出来る大阪の業者を近所のおばあちゃんが亡くなり葬儀に出席してきました。私たちが住んでいる地域は、「町」「部」「組」と組織が細分化されているのですが、一番小さな単位である「組」には15件の家庭が属しています。選べる大阪の直葬業者は「組」に属する家庭内から誰かが無くなることがあれば、当然「組」のすべての家庭から誰かしらがお通夜とお葬式に出席するのが昔からの決まりでした。しかし、家族葬が大阪で盛んに行われて今回は15件中11件の家庭からしか出席せず、残りの4件についてはお通夜もお葬式も誰も出席しないで終わりました。何かがあったらお互いに助け合おうという目的で運営されているはずの自治会ですが、少しの出費で大阪の家族葬がこのような時に協力しない家庭が出てくるのは驚きでした。その4件の家庭は息子さんや娘さんへ世代交代しているとはいえ、永代供養の仕組と永代使用との違いって親の世代から付き合いのあるご近所の方が亡くなった時ぐらいは例え付き合いが無いにしろ顔を出すべきものだと思うのです。そんなこともできないほどに近所づきあいが希薄になっているのだと、時代の変化を感じるとともに寂しくもありました。今後、家族葬を寝屋川で行えるならこのような関係性がどんどん蔓延していってしまうのでしょうか。プライバシーはもちろん必要ですが、地域一丸となって協力しあうことの大切さを今一度考えねばならないと感じました。